入院が長くなると家族の面会もだんだん減って行く。長患いは家族にとっても辛いですね。

入院が長くなると家族の面会もだんだん減って行く。長患いは家族にとっても辛いですね。

私は、病院の内科病棟で働いています。
毎日多くの患者さんの入退院があり、長期に渡って入院している患者さんも沢山います。
内科病棟には、高齢者の患者さんが多く、半数以上の方が、半年以上の長期入院を強いられている状態です。
高齢者は、ほとんどの方が基礎疾患を持っています。
その為、合併症を併発したり、不安定な体調が続いたりと、なかなか退院するまでには至らないんです。
患者さんの中には、施設に入所している際に体調を崩し、施設では対応出来ない為、病院に入院する事になった方もいて、
施設に戻る事もできず、在宅介護ができる環境でない為に、退院のメドがつかないという方もいます。

多くの患者さんは、急性期の時には、毎日のように家族がお見舞いに訪れています。
しかし、入院している期間が長くなるに従って、お見舞いに来る事がなくなります。
そのような患者さんを見ていると、家族が来てくれなくて可哀想だと思ってしまいますが、家族にしてみれば、皆さん仕事を持っていて、
家庭があるので、そうそう頻繁にお見舞いに来る事もできないのだと思います。
家族が入院すると、その他の家族の負担がかなり大きくなるのは事実です。
お見舞いに行きたい、でも、仕事をしないと入院費を払う事ができない、といった状況の方も沢山いると思います。
入院している期間が長くなればなる程、その負担がどんどん大きくなっていきます。
一概にお見舞いに来ない家族を避難する事はできないと思います。
長期入院というのは、患者さん自身も不安や苦痛が大きくてストレスが溜まりますし、家族にも負担が多いものです。
病院で働いていると、そのような生活背景を見る事にもなるので、疲れてしまう事が多いのが事実です。

2014年10月19日|