外科病棟の夜勤専従看護師

外科病棟の夜勤専従看護師

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手術が多い病棟での勤務で、常にハード。でも、患者さん達が医療によって救われていくことを目にすることはやりがいがあります。

もちろん、残念なこともあるのですが、患者さんのために今ある医療の最善を尽くすことは日々勉強です。

夜勤は、夜勤専従で働いている看護師さんもいます。

正直、手術が多いために、夜間帯も忙しいので、体力的にかなりきついのでは、と思うのですが、夜勤専従のメリットを感じているようで、このほうが自分に合っている、とおっしゃっていました。

外科の手術は、時に8~10時間に及ぶこともあります。

ある患者さんの手術は、予定では8時間、ただ、開腹してみなければ手術が出来るかどうか分からないので、長ければ長いほど良い手術だと思ってください、とドクターからご家族への話でした。

ご高齢のお母さま、奥様、成人されたお子さんたちが手術を見守られましたが、8時間、待合室でただ待っているというのは、大変なんじゃないか、と私自身思ったのですが、ご家族は祈る思いで待つので、時間はあまり感じなかったそうです。

2時間が過ぎた頃、手術は良い方向で進んでいるので、このまま予定の6~8時間かかることをお伝えし、ご家族は食事休憩を取られるため、1時間ほど退席されましたが、最後まで待っていらっしゃいました。

ご家族のお祈りのかいあって、手術は成功しましたが、その後、長い入院生活が続きました。

季節が変わり、春を迎えた時には、「桜をまさか病院から眺めるとは思っていなかったな...」と患者様がおっしゃったときには、とても重く感じました。あと1年で定年退職の日を迎えるはずだったのに、癌が見つかり、検査を経て、入院、手術、そのまま職場に戻られることはなく、退職されたそうです。あまりにも突然のことだったと。

自宅療養を続けることで3ヶ月後に退院されていきました。

2014年11月19日|