治療を拒否したり、自分が希望する治療をしっかりと主治医に伝えられる??誰が主体の医療なのか(?_?)

治療を拒否したり、自分が希望する治療をしっかりと主治医に伝えられる??誰が主体の医療なのか(?_?)

私は、総合病院の外来で働いていますが、忙しい病院で、毎日かなりの数の患者さんが診察に訪れます。
常に待合室が沢山の患者さんで溢れていて、おそらく待ち時間は2、3時間、時にはそれ以上になる場合もあると思います。
患者さんは皆さん具合が悪い為に、診察に来ているのに、こんなに長時間待たされては、病院に来た事によって、
ますます具合が悪くなってしまうのではないかと、心配になってしまいます。
そして、実際にかかる診察時間は、5分程です。
ほとんどの場合は、薬を処方する事で診察が終わります。

インフォームドコンセントという言葉をご存知でしょうか?
これは、患者さんが、治療や投薬など、正しく詳しい説明を受けて、充分に理解した上で、医療従事者と合意する事です。
しかし、このような診察内容では、インフォームドコンセントになっていません。
医療従事者は、治療内容や副作用、費用やその予後に至るまで、しっかりと説明する事が求められています。
さらに、患者さんについても、自分が納得できるまで説明を求める事ができるのです。

しかし、患者さんが質問すると、機嫌が悪くなるドクターや、質問しても的を得た説明をしてくれないドクター、
患者さんの身になって対応してくれないドクターが多く、患者さんは、結局諦めてしまっているように思います。
これでは、医療従事者が主体で、誰の為の医療なのかがわかりません。
医療というのは、患者さんが主体でなくてはいけないものだと思います。
インフォームドコンセントをしっかり意識して対応できるように、変える必要があります。
それには、自分の希望する治療や状態をしっかりと説明するという、患者さん側の意識も変える必要があるのかもしれません。

2014年3月11日|